アラフォーのバイリンガル育児ライフ in US

南カリフォルニア オレンジカウンティー在住。バイリンガル育児とアメリカ生活の記録。

世界が一変した

こんにちは。

みなさんお元気でお過ごしでしょうか。

このコロナによって、世界中の生活がこんなにも変わってしまうとは
1ヶ月前には想像もできないことでした。
2月初旬の春節に、「これは広がるな」と思いましたが、
ここまで、これほどまでに感染力が強く、世界中に散らばるとは思っていませんでした。
いろんな発明や経済活動を行ってきた人類にも全く太刀打ちができないのがウィルスだったなんて
信じられません。

私が住むあたりでは、今から1ヶ月前に外出禁止令が出ました。
それからすぐにオンラインクラスも始まって、スーパーにしか行けなくなって
スタバも閉まって、友達にも会えなくなってガラッと変わってしまった生活。

外出禁止令の1週間くらい前の温度感としては、なにやらよくないことになりそうだな、というものでした。
夏の日本への帰省は多分無理そうだな、オリンピックもなくなるだろうなというもの。
学校からは休校の可能性が出てきたので、オンライン学習に備えて教師は準備しています、というメールが来ていましたが
保護者は、本当に休校になるのか半信半疑という感じでした。
夫は公共交通機関で通勤をしていたので、安全だと思えないから在宅勤務を申し出ると言いました。
あっさり受け入れられ、数日後に全社員に対し在宅勤務が開始されました。

本当に、あれよあれよという間にいろんなことが決まりました。
アメリカのスピードはすごいです。
感心しました。

今のところ、外出禁止令は5/3までです。
今日のトランプ大統領のスピーチで、外出禁止を解禁し経済活動をするタイミングややり方について
州知事が決めるように話がありました。
少しずつ、距離が保てる少人数の集まりを解禁するのかもしれないですね。
経済活動も始めないとまずいですが、一気に人の動きがでるとまた感染者が増えてしまうので
慎重にならないといけないところです。

経済は、ほとんどのビジネスでかなりの影響を受けています。
失業者も増えています。
近所のTOY STOREからはどうかおもちゃをオンラインで買ってくださいとメールが来ました。
ただでさえ、AMAZONなどの競合がいるのに、地元の人が行かなくなったら終わりです。
アメリカはバースディパーティーが盛んです。それも今はできません。
息子に新しいお友達ができて、バースディパーティーに誘われてプレゼントを買いに行っていたお店。
こうやって小さいお店が消えていくのを見たくはありませんが、日々どうやって生き残るかを考えている
中小企業がほとんどでしょう。

私たちがまた元の生活を送れるようになるには、ワクチンが開発にかかっていると言われています。
ワクチンが開発され、人々に行き渡るまでの時間は仮に3年だとしてもものすごく早いみたいです。
先日、2022年まで(少し緩んだとしても、基本は)外出禁止になるんじゃないかというニュースがありましたが
けっこうリアルな話かもしれません。

私が永住権を得たのは、去年の3月上旬でした。
1年遅ければ、どうなっていたかわかりません。

日本を離れるときは、違う国で暮らしたら何かあってもすぐに帰れないんだということはわかってはいましたが
まさかこんなことになるなんて思いもしませんでした。

日本も全国で自粛要請が出たみたいですね。
検査も、なかなかすんなりできないという話を聞きました。
検査希望する方がすぐにできて、適切な対応ができるようになるといいのですが。
医療現場もとても心配です。

先が見えませんが、
今ある家族の健康と、美味しい食事ができることに感謝して過ごそうと思います。

<これから起こることを勝手に予想してみた>

・職場にいく意味が見直され、リモートワークが増える。
→コロナが落ち着いても、そもそもみんながオフィスにいく必要がないことに気づく。
オフィスが縮小され、経費削減に。社員は、通勤時間が家族との時間、ジム、料理、自己啓発等にあてられライフワークバランスが整う。

・日本の満員電車解消
→リモートワークの人口が増え、満員電車が解消される。外出が必要でベビーカーを持ったママが乗っても誰にも舌打ちされない。

アメリカの渋滞解消
→LAなんかでは車の渋滞は社会問題。通勤ラッシュ時は30分で着くところが2時間かかったりする。リモートワークが増えることで渋滞が解消される。
車の排気ガスが減り、空気が綺麗に。(これは今実際に起こっていること。)

・レストランの営業開始
→デリバリーとto goだけで経営しているのも限界。完全予約制にして食事できるようになる。ただ、同じテーブルは同居家族のみ。テーブル同士は2m以上空ける。換気や手の消毒には注意する。

・他のお店も営業開始
→スーパーと同じく、店内にいられる人数制限に気をつけて営業開始。

・学習
→小・中・高は少人数グループを作って、通学するグループをローテーションする。子供は友達に会う時間も必要。他はオンライン学習。オンライン学習は州の教育委員会のようなところが録画で全学年分作る。課題は担任がクラスに対して出す。担任が全てを背負っている今の状況は負担が大きいし、同じカリキュラムをもつ地域なら代表者が録画分を作ればいい。担任はもっときめ細かいケアをすることが必要。
→オンライン学習の有益性に気づき、もっと活用するようになる。
→ピアノや体操、空手などいろんな分野でオンライン学習が使えたことをきっかけに、もしまた何らかの事情で教室に通えない時にはオンライン学習をするという選択肢が生まれる。グループワークはクラスを録画することで、病欠の生徒があとでみれたりとその場にいなくても学ぶことを諦めなくていいと気づく。

・食
→どんなことがあっても、人類に必要なのは食べ物。外出できなくなり、普段食べているものを見直す人が続出。
家庭で美味しく、バランスの良い食事ができるよう、ホームベーカリーやちょっと高級で機能が優れた家電が売れたりする。家時間が増えるのでパンでも焼いてみようかな、など普段と違う発想をする人が増え料理を楽しむ人が増える。

人との交流は、難しいですね。
個人的には、広場で2m以上あけて友達とお話ししたりするのはいいと思いますが
みんなが節度を持ってできるとは限らず。うーん。