アラフォーのバイリンガル育児ライフ in US

南カリフォルニア オレンジカウンティー在住。バイリンガル育児とアメリカ生活の記録。

アメリカで初めて病院に行ってみた

こんにちは。ユニコーンです。

アメリカの医療費は高いと言われているので
よほどのことじゃなければ病院は行かずに済ませようと思っていた。
運転もやや不安。

だけども、9月初めのLabor dayの週末にLAの家族に会いに行き、SFに戻る時
「目がゴロゴロする」ことが確信に変わった。
ちょっと「あれ?」とは思っていたけど、おかしい!と思ったのが車の中。

もしかして結膜炎かなぁ、面倒なやつや・・・・と思って
夫と話したら

「俺も数日前ゴロゴロしてたんだよね」と。

うつったんかぁー・・・がーん

夫は数日したらよくなったらしい。

何だかわからないけど、コンタクトを取って様子を見ることにした。

毎朝起きる度に、目の中に何か入っているような・・・よく入る細い繊維やまつ毛が入った時のような違和感を感じる。もちろん何も見当たらない。
目が赤いとか、瞼をひっくり返してブツブツがあると行った症状は見られない。

日に日に何となくよくなっている気はするが、ふとやっぱり異物が入っているような感覚が続く。

やっぱり炎症かなと思い、病院に行くことにした。

アメリカの医療システムは、日本とは大きく異なっている。
※こちらのサイトに詳しく載っています
www.us-lighthouse.com

うちの場合は、HMOという制度のため
ある病院で主治医を選び、基本的には主治医を通して治療を行う方法。
主治医は、内科医か婦人科から選べたが
内科医と小児科を兼任しているドクターもいたので、子供と同じ内科医兼小児科のドクターを選択した。(ウェブ登録で変更も可能)
診察は要予約。

さて、今回は内科医の領域ではないのでどうしたもんかと思い
ドクターにメールで相談した。

そう、メールで相談できる。
なんて画期的なんだろうか!!
夜、主治医にメールすると、休暇中だからと別のドクターから翌朝返信をもらった。早い。
眼科でアポ取ってください、とのことで電話番号が書いてあった。

苦手な英語での電話。
でもこういうことにも慣れていかないといけない。

まず、電話をすると自動音声である程度誘導される。
診察カード番号も入力する。
看護師につながり
・これまでの目の病気
・薬のアレルギー有無
・いつからどんな症状か
・物が二重に見えてないか
など聞かれる。
そのあと数日先の予約を取り完了。
メールで予約通知もきました。ドクターの名前も書いてあります。

当日、診察カードやIDの提示なしで
じゃあ先にお支払いお願いします、と言われる。(!)
$30。
診察前に値段が決まっているのは多分Co-payと呼ばれるもの。
診察内容によってそれより多くの支払いが発生する場合は、自宅に郵送で請求書が届くようだ。

時間になるとドクター自ら廊下まで出て呼びにきてくれ
Nice to meet you!と笑顔で握手。

何から何まで日本と違って戸惑う。

症状は電話予約での看護師との会話ですでに伝達されており
こういうことで合ってますか?という話からスタート。
非常にスムーズ。

日本だと、2時間待って診察時間が5分ということが普通にあるし
問診票をその場で医師が読み上げて話をしていく。
この国の、いかに効率的にやるかという情熱はすごいと思う。

ドクターはすごくじっくりと話を聞いてくれ、診断や治療の話も非常に丁寧だった。
空いていたからかもしれないが、ものすごい笑顔と、同情を織り交ぜつつ
人間らしい会話をしていた。

私は炎症だと思っていたので
「antibioticを処方するわね」という言葉を待っていたのだけど

診断は、
ドライアイ・・・!!

多湿な日本から来て、乾燥に順応できてないのかもしれないよとのこと。
炎症じゃなかった!

目をつむって、と言われたが
「寝てる間にしっかり瞼が閉じてないね」とも。

全然自覚なかった・・・!
乾燥はこれまでは肌と髪でキャッチしてたけど、今回は目からときたもんだ!!

どうやら、まぶたにあるマイボーム線という目の油を作るところが
固まって目に油分が行き渡らないことで乾燥してるようだ。

家で調べたら、つまりの原因は加齢もあるようで。ショボン

ドクターから、
・目薬
・ジェルアイマス
を買って改善するようにお話がありました。
ちなみに、両方ドラッッグストアで買えるもの。

目薬はお花に水をあげるのと同じ役割だけど、アイマスクはレンジで温めてマイボーム腺の油を溶かして目に行きわたらせるのが目的らしい。
CVSにジェル状のものがあるから、とのこと。
ホットタオルでもいいんだけど、すぐに冷めちゃうでしょう?とのこと。
近所のウォルグリーンにもありました。

ボシュロムのジェルアイマスク!!」



コンタクトメーカーから出ているので、わりと普通に使われているものなんでしょうか?日本で見かけたことなかったのですが。
冷やしても温めてもOKのようです。
早速レンジで10秒程度温めて使用しましたが
かなり気持ちいです!!!
日本だと「めぐリズム」っていう商品があったかと思いますが
そのジェルバージョンかなぁと。
繰り返し使えるし、ホットタオルと違い温かさが持続します。

ドクターから、マイボーム腺の油の袋が溶けたら行き渡らせるようにマッサージしてね、と言われるのでなんとなくやってみました。

目薬は、いくつかメーカーを聞いた中で
朝・夜兼用で使える、これまたジェルタイプのもの。

この2つをしばらく続けると劇的に変わるよと言われたので
様子を見たいと思います。

ふと思ったんだが、おじさんが温かいおしぼりを顔に乗っけるのって
本能的にドライアイ防いでるのかも?!

乾燥地域に行かれる方は、ジェルマスクと目薬で予防対策いかがでしょうか。