アラフォーのバイリンガル育児ライフ in US

南カリフォルニア オレンジカウンティー在住。バイリンガル育児とアメリカ生活の記録。

息子のオンライン授業と最近のいろいろ

こんにちは。

すごく久しぶりの更新になりました。
毎日子供のスケジュールに追われ、食事の準備と後片付けに追われ
子供が寝たらほんのわずかな自分だけの時間。
You Tube佐藤健関連の動画を一通りみて癒されてました。
細切れ時間しかないって、息子がまだ1、2歳の頃を思い出します。
最近、コロナでずっと家にいるので子供が成長してできた自分時間がまた搾取されているという感覚です。
気が緩むとストレス度が強くなるので、「みんな元気でいられることに感謝」、と念じながら過ごしています。

オンライン授業ですが、小学校1年生はつきっきりです。
パソコン渡して、「はい、どうぞ」で終わらない。
毎日、先生がアップしてくれているスライドにアクセスし、その日の流れを見る。
LIVE授業は時間通りに指定リンクで入って参加、LIVEじゃない授業は何時にやってもいいけど自分で進めないといけません。
だいたい曜日によって流れが決まっているので、もう自分が何をすべきかわかっているはずですが
私がいないと、YouTubeみるわ、Amazonにアクセスして99個おもちゃをカートに入れてるわで・・・
ブチ切れたことも数え切れず。
クラス内のチャットルームを荒らして、名指しで注意されたりとか・・・・。
本当に、横にいないとダメなんです。

女子はきちんとしてそうです。
女の子というのは、小さい頃から男の子の数年先をいってませんか?
話し方もしっかりしているし、本当同じ学年なの?っていう子もたくさんいます。

普段の学校に加え、日本語(国語・算数)、そろばんもオンライン授業があり
そちらもつきっきりなんですよね。
本当、疲れます。

働いている保護者の方ってどうしてるでしょう。
働いていたら子供を信じて放置するしかないと思いますけど、うちの息子はこんなかんじなので絶対学力が著しく落ちるだろうし、LIVE授業に参加してなかったら問題になると思うんですよね。
10歳の姪っ子は問題なさそうなのですが。
子供の年齢が低いほど大変だと想像してます。

そんな中、オンライン授業を横でみていて「こんなふうに勉強しているんだ」ということを知れたのはよかったかもしれません。
小学校1年生の英語をいったい何してるのか謎だったんですが
どうやらフォニックスをかなりしっかりやっています。
日本の英語学習ではフォニックスはないですよね。
でも、これだけ英語圏でしっかり学んでいるなら日本の英語教育でも必要なんじゃない?と感じました。

フォニックスとは、音の規則を勉強して読み・書きに活かす方法です。
Aという文字は、アかエーという音を持っているので
AppleやAprilという綴りをみたときに音を推測できる、といった具合です。
子音+子音のパターンを学んだり、音が抜けるパターンを学んだりします。
YouTubephonicsと検索するとたくさん出てくるので、日本で英語を学びたい小さいお子さんがいらっしゃる方はみせると良いかもです。
実際、東京でプリスクールを見学したときYouTubephonics流して授業している教室もありました。

リーディングに関しては、好きな本を読んで
メインキャラの外見、性格の特徴を説明できるようにしたり、いつ・どこであった話なのかというあらすじを話せるようにしてました。
本を読むことはかなり強めにオススメされてますが、これも放っておいて本を読む子ではないので、作戦を考えないといけないところです。
いとこたちと同居していることで、遊びまわって「本を読む」という時間が皆無というのが現状です。

これから始まるのがライティング、です。
Would you rather〜?
で何か作ってね。という課題が出てましたが
よくわかってませんでした。笑
こういうところなんです。サポートしないと学力低下につながると感じるところ。

算数は、日本と同じような内容のようで特に問題なさそうでしたが
分数をちらっと学んでました。
これは日本より早いですね。

アメリカは月曜日はメモリアルデーの祝日で3連休です。
メモリアルデーは戦没者を悼む日のようですが、夏の始まりを祝うという節目の日でもあるそうです。
本当は、夏の始まりはみんなワクワクしますが今はコロナ。
日本と違って、外出禁止は命令であり人と集まると罰金なので大人しくしている人がほとんどですが
多くの人がストレスを抱えています。
それぞれ、自身の仕事や、旅行計画や、家具の買い替えや、いろんなことがストップしている状況ですが
私の一番の懸念は、息子の学校はいつ始まるのかということ。
勉強だけじゃなく、友達と過ごす時間はかけがえなく、少しでも早く元の生活に戻って欲しいです。

カリフォルニアは4つのフェーズで少しずつ元の生活に近づけていくことが決まっています。
今はフェーズ2で、感染影響の少ないビジネスが規制ありで再開されました。
花屋、おもちゃ屋、本屋、アパレル等です。curbside pick upなので、事前にオーダーして取りに行くというかんじです。
まだ先は長いです。

日本は全面解除になりますね。
自粛でかなり感染が抑えられたようでよかったです。
アメリカでは、人口密度の高い東京で感染者が少ないのは
清潔な環境、マスクをする文化、ハグ・キスをしない文化、手洗い・うがいする文化、ということが功を奏していると見られています。
それともBCG接種しているとか、遺伝的要素とか、山中教授のいうところのファクターXの存在があるのかな。
ともあれ、普通の生活に戻って行くことができるのならとてもよかったと思います。

日本の友達とも何度か話しましたが、医療従事者の差別があるという話には驚きました。
その友人は医療従事者ですが、「娘には保育園でママが病院に勤めてるって言わないでね」。と言ったそうです。
なんでも、そういう話が広まると嫌がる保護者がいるからだそうで。
これ、あってはいけないことですよね。
呆れました。
アメリカでは、それなら我が子は保育園に預けない、という選択をするのだと思います。
自分と自分の家族をどうやって守るかはその人自身が決めること。
フロントラインに立って働いている人に嫌悪感を表す人がいたら、その人が常識はずれという見方です。

そんなかんじの今日この頃です。
みなさまも本当にお疲れ様です。